【ビジネス一般・就職】「しつけ」や礼儀作法に関する一考察

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はじめに

 しつけや礼儀作法については、これから社会人になる方や新人に限らず、その指導・教育にあたる年配の方や、ひいてはお子さんをもつ親御さんまで頭を悩ませることが多いと思います。

私の場合(今思えば)、自身の気性難が原因で自分のしつけがなっていなかったため、成人になってからもかなり苦労しました。

 しつけや礼儀作法はビジネスに直結します。それは、少なくとも日本においては個人の所作(立ち居振舞い)が思いがけず、組織としての信頼関係や信用問題として取り扱われる可能性があるからです。

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 結論から言えば、残念ながら私はこの即効性のある対策は持ち合わせていません。しかし、根本的な解決方法は知っています。

 そこで、今回は自身の悪い癖を直した経験と今直面している新たな懸念について紹介したいと思います。

箸の持ち方

過去の経験

 若い時の私の箸の持ち方は典型的な「握り箸」でした。

当時、正しい持ち方を全くできない、というわけではなかったのですが、次の理由から直しませんでした。

・正しい持ち方だと何となく上手く力が入らない感覚があった。
・握り箸でも何不自由することがなかったため、自分の中で直す必要性を全く感じなかった。

 つまり、自己の極端な実利主義の考え方に基づき、作法など完全に眼中にない状態でした。

 しかし、あることがきっかけですぐに正しい持ち方に切りかえました。

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人の振り見て我が振り直せ

 私は社会人1年目に長期の研修期間があり、私が所属するチームは年齢層にややバラつきがありました。

研修時のある日の昼食時、そのチームの最年長のメンバーの箸の持ち方がふと私の目に入りました。

(あくまでイメージです。私が見たのはここまで極端ではなかったと記憶しています。)

 そのときの私の印象は次のとおりでした。

 「あの歳になってこれは恥ずかしいな。自分は絶対こうはなりたくない。」

 私はすぐに正しい持ち方を実践し、その日のうちに直しました。

しつけ等の解決策

 しつけを改善する方法はいたって単純です。それは本人に意識変革が生じることです。つまり、本質的には本人の心(考え方)が変わることでしか解決策はありません。
そして、この意識変革が生じる強い動機(きっかけ)が必要であり、次の2つのいずれか一つが必要であると考えます。

・自分自身が失敗を体験する(例: 恥をかく、自身が原因となる何らかのトラブルを経験する)
・他山の石となるような出来事を経験する(人の振り見て我が振り直せ)

 私が箸の持ち方を直したという事例では後者に該当します。

 お子さんのしつけの場合、「本人にしか直すことができないのなら、いつまで待てばいいのか?(そんなに悠長に待てるわけないでしょ。)」という疑問や反論があるかと思います。それは誰にもわかりません。
ただ、親(大人)としては「あんなふうに見られるんだよ?恥ずかしくないの?」などと言った気づきを与え、改善を促すことはできるとは思います。

字(日本語)を手書きで書くこと

 私にとって、箸の持ち方と同じくらいこれが大人で下手だとみっともない・恥ずかしいと思うものに手書きの字の綺麗さ、または丁寧さがあります。
最近は仕事がパソコンで完結することが多いですが、それがゆえにたまに人の字をみると、かえって字のきれいさがその人の印象を決めてしまうかのごとく際立って見えるように思えます
普段、自分よりしっかりした年長者に見える人の(手書きの)字が、もし読むに堪えないくらいめちゃくちゃに見えるものだったり、超丸字だったりしたら、思わず「なんじゃこりゃ?」と言ってしまうのは私だけでしょうか?

 日本は今、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、急速にデジタル化が推進される機運になっています。
ただ、私はデジタル化がどれだけ進んでも(日本)人が手書きで字を書く機会がゼロになるとは思いません。それは、不動産等の高額取引の契約場面のようなケースにおいて、少なくとも自筆での署名の必要性は今後も残ると考えているからです。

 そして、DX(デジタル・トランスフォーメーション、デジタル変革)が加速するとどうなるか?
手書きで字を書く機会が圧倒的に減り、前述のようにいざ手書きで何かの字を書く必要に迫られた場合、字をきれい(丁寧)に (*) 書くことができなくなる人が大量に発生すると私はみています。

* ここでいう「字をきれいに」とは字の上手い・下手は関係ありません。実務上支障のない(判読可能な)字を書くことを指しています。

 以下に私が最近実際に経験した不具合を紹介します。

私は転職してから仕事で字を書く機会がほぼゼロになりました。

そして、転職後しばらくしてから(自分が投資の一つとして行っている)不動産の契約書を先方の事務所にて手書きで書く必要に迫られました。

しかし、そのとき私は手が震え、力がうまく入らず、以前のようにきれいに書くことが全くできなくなってしまいました。

字を書くための力加減を自分の体が完全に忘れてしまったのが原因と思われます。

 したがって、私がもし、語学以外の習い事を今から次にするならば、ボールペン字/硬筆の練習を選ぶと思います。

 ちなみに、今回のしつけ・礼儀作法のテーマとは直接関係ありませんが、「書痙(しょけい)」という、字が思うように書けなくなる病気もあるみたいです。

[参考URL]

1. 東京女子医科大学機能神経外科
2. つちこカイロプラクティック

おわりに

・社会人として信用・信頼される存在であり続けるためにも、箸の持ち方や字の書き方といった一朝一夕には直せないことは早いうちから練習して(自分をしつけて)おいたほうが良い。
・「しつけ」は最終的には本人が意識を変えることでしか直らない。ただし、(意識は外からの刺激で起きるものなので、)周囲は変わるきっかけや気づきを本人に与えることはできる。

Let’s try anyway. とにかくやってみよう。

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作成者: 飛ばない鳥

第2の人生を始動。フルリモート勤務・テレワークの環境を利活用し、スキルアップ(主に語学)と副業の本格化を企んでいます。 - 座右の銘: 人生は闘い, この世は情報戦, 上流をつかめ - 感銘を受けた名言(迷言?): 無から有はうまれない, こころの定年 その他、私に関するキーワードは次のとおりです。 ・投資・資産形成/運用(オプション取引を除く) ・乗り物系、一般の方があまり経験しない環境での仕事の経験 ・上記に関する資格 ・転職経験 ・研究(理系、修士課程時の内容について, 第一著者として査読付き英語論文2本掲載・公表済)

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